執筆・監修:ちゃんみ(元・採用責任者。新卒・中途あわせて約500人を書類から最終面接まで担当/法人代表7年/確定申告8年)。この記事の数字と制度は、公式資料を原文で確認した日付つきで書いています。
「プログラミングスクール 安い」で探すと、49,800円のスクールと55万円のスクールが同じ検索結果に並ぶ。値段が11倍違う。僕はFXのスクールに40万円払って何も残らず、デザインのスクールは定価80万円を補助金で実質40万円にして仕事になった。払った額は同じでも、残るものは違った。値段が11倍違うとき、何が11倍違うのか? だから値段の前に中身を並べる。
この記事では、うちが提携しているプログラミングスクール2校(コードリスタ・techmeets)の料金・期間・サポート・就職支援を、公式サイトの記載だけで並べた。順位は付けない。目的が違うからだ。数字は2026年9月2日に公式サイトで確認したもの。
Webデザイン系のスクールはWebデザインスクール5校の総額、転職保証つきのエンジニアスクールはエンジニア転職スクール2社に分けている。
| スクール | 料金(税込) | 期間・形式 | 質問・添削 | 就職支援 | 公式 |
|---|---|---|---|---|---|
| コードリスタ Java言語マスターコース | 49,800円〜(3プラン: 49,800/70,000/110,000円) | 最短2週間〜。オンライン・通学が同額 | 講師に質問可。24時間受付と記載 | キャリアアドバイザーが在籍。修了後3か月(Webエンジニアは6か月) | 公式サイト |
| コードリスタ Webエンジニアコース | 148,000円〜(148,000/210,000/330,000円) | 240時間 | 同上 | 同上 | 公式サイト |
| techmeets | 550,000円 | サポート期間6か月。アーカイブ型のオンライン授業 | Discordで24時間以内に返信。演習・ポートフォリオ・ES・履歴書の添削 | 卒業後のキャリア準備を一緒に行うと記載 | 公式サイト |
※ 広告を含みます。料金・期間・サポートは各校の公式サイトの記載(2026年9月2日確認)で、時期により変わります。「最短10日で就職」「業界最安級」は公式サイトの自社表記です。コードリスタの3プランの違いは公式ページの本文からは読み取れず、無料カウンセリングで確認が要ります。
安さの理由が書いてあるか。ここで2校は分かれる
コードリスタは、安い理由を公式に書いている。「エンジニア不足解消を目的としているため、業界最安級で提供」。受講生の声には、運営会社のクオンツにそのまま入社した人と、「しっかり学習してちゃんと就職できた場合はそれが返金される」という話が載っている。つまり、スクールの売上より、自社や取引先にエンジニアを送ることが目的の設計だと読める。安い理由がここまで書いてあるスクールは、どれだけあるか?
techmeetsは55万円で、安さを売りにしていない。売りは、6か月のサポートと、演習からES・履歴書まで添削が付くこと。「他のスクールではなかなか取り扱われない、エンジニアに必要な要素を全て取り入れた」と書き、言語はJavaScript・Java・C#・PHP・Pythonを挙げている。
同じ「安い」で検索して出てくる2校でも、片方は送り込み先が決まっている安さ、片方はサポート期間と添削に払う55万円。あなたが買いたいのはどちらか? そこが先で、値段はあとだ。
2校の中身。公式サイトで確認できたことだけ
コードリスタ|49,800円〜。オンラインも通学も同額、最短10日で就職を掲げる
「受講スタイルが選べる業界最安級のプログラミングスクール」。公式サイトは受講料を49,800円(税込)〜とし、オンラインも通学も同額と明記。コースはJava言語マスター(言語基礎+Oracle認定Java Silver対策。49,800/70,000/110,000円)、Webエンジニア(Java+HTML・CSS・データベース・Servlet・Webアプリ構築。148,000/210,000/330,000円・240時間)、Salesforceエンジニア(248,000/350,000/550,000円・400時間)の3つ。期間の延長は4週単位で100,000円(税込)。未経験から最短10日で就職を目指せるカリキュラムがあると書いている。
- 受講料の数字が公式にある。3コース×3プランの全額と、延長料金まで載っている
- オンラインと通学が同額で、切り替えもできる(条件あり)
- キャリアアドバイザーが在籍し、自己PR・退職理由の添削と想定質問の対策をすると明記。就業サポートは修了後3か月(Webエンジニアは6か月)
- オンラインなら申し込み当日から受講できると記載
こんな人に向く:Javaで最短でエンジニア就職を目指す未経験者。運営側に紹介先がある形でも構わない人
料金:Java言語マスター49,800円〜/Webエンジニア148,000円〜/Salesforceエンジニア248,000円〜(いずれも税込・3プラン)。延長は4週100,000円(公式サイトの記載)
| 料金の明確さ | ★★★★☆ 4.0 |
|---|---|
| 添削・質問 | ★★★☆☆ 3.0 |
| 就職支援 | ★★★★☆ 4.0 |
| 情報の透明さ | ★★★☆☆ 3.0 |
僕がスクールで失敗したとき、確認しなかったのは「誰が何のためにこの値段にしているか」だった。ここは、それを自分で書いている。安い理由が分かる安さは、怖くない。分からないのは3プランの差で、そこはカウンセリングで数字を出させてから決める。
techmeets|550,000円。6か月のサポートと、ES・履歴書まで添削
アーカイブ形式のオンライン授業で、いつでも何度でも見られる。公式サイトは受講料を550,000円(税込)、サポート期間を6か月と明記。質問はDiscordでいつでも受け付け、24時間以内に返信するとある。演習には添削が付き、ポートフォリオ・クラウドソーシングの自己紹介・ES・履歴書の添削も行う。言語はJavaScript・Java・C#・PHP・Pythonを学び、HTML/CSSのWebサイト構築からJavaScriptのアニメーション、Javaでのアプリ開発まで。卒業後のキャリア(就転職・フリーランス)の準備を一緒に行うと書いている。
- 受講料と期間が1つで、分かりやすい(550,000円・6か月)
- 質問の返信期限を「24時間以内」と数字で書いている
- 添削の範囲が広い。演習だけでなく、ポートフォリオ・ES・履歴書・クラウドソーシングの自己紹介まで
- カリキュラムにプロジェクト設定・デジタルマーケティング・資格・フリーランスの学習を含む
こんな人に向く:6か月かけて複数の言語を触り、添削を受けながら自分で作品を作りたい人。就職先の紹介より、作れるようになることを優先する人
料金:550,000円(税込)。サポート期間6か月(公式サイトの記載)
| 料金の明確さ | ★★★★★ 5.0 |
|---|---|
| 添削・質問 | ★★★★★ 5.0 |
| 就職支援 | ★★☆☆☆ 2.0 |
| 情報の透明さ | ★★☆☆☆ 2.0 |
添削の範囲は2校で一番広い。運営会社が書いていないスクールに55万円を払う前に、僕は会社概要のページを探す。特定商取引法に基づく表示に、社名・所在地・解約条件が無いなら、その時点で見送る。40万円で学んだことの一つがそれだ。あのとき、なぜ探さなかったのか? 安心だと思っていたからだ。
払う前に見る4つ。僕が40万円で確認しなかったもの
- 安さの理由が書いてあるか — コードリスタは「エンジニア不足解消が目的」と明記。理由の無い安さは、あとで別のところで回収される
- やめたときにいくら戻るか — 2校とも、今回読んだ公式ページの本文に途中解約の返金条件は無い。契約書のどこに書いてあるかを、申し込む前に指で追う
- 誰が運営しているか — コードリスタは受講生の声に運営会社名(クオンツ)が出る。techmeetsは「運営事務局」のみ。社名と所在地は特定商取引法の表示で確認する
- 終わったとき何が残るか — コードリスタはOracle認定Java Silverの試験対策が入る。techmeetsはポートフォリオの添削がある。資格か作品か。どちらが自分の次の一歩に要るか?
制度の側の話は40万円のスクールで何も残らなかった。確認すべきだった5つに書いた。投資スクールもプログラミングスクールも、特定商取引法の中途解約の対象7業種に入っていない。契約書の解約条項が唯一の頼りになる。
目的別に選ぶなら
- 10万円以内でJavaの基礎と資格対策。最短で就職先も欲しい → コードリスタ(Java言語マスター)
- Webアプリまで作れるようになって就職したい。15万〜33万円 → コードリスタ(Webエンジニア)
- 6か月かけて複数の言語と作品作り。添削を広く受けたい → techmeets(運営会社を確認してから)
- 転職保証が欲しい → エンジニア転職スクール2社、50%戻る修了条件
- デザインも含めてWeb制作へ → Webデザインスクール5校の総額
よくある質問
- 安いプログラミングスクールは中身が薄いですか
-
値段では判断できない。僕は同じ40万円で、片方は仕事になり、片方は何も残らなかった。何が違ったのか? 先に調べたかどうかだけだった。見るのは、安さの理由と、添削の範囲と、終わったとき何が残るか。
- コードリスタの3つのプランは何が違いますか
-
公式ページの本文からは読み取れなかった。無料カウンセリングで、期間・サポート・就業支援の何が変わるのかを数字で聞く。
- 未経験でも受講できますか
-
コードリスタは「多くの方が未経験で受講」と公式にある。techmeetsは未経験可の明記は無いが、プログラミングとは何かから学ぶカリキュラムになっている。
- 働きながら受講できますか
-
コードリスタは可能と明記(最短で終えたいなら並行しない形を推奨)。techmeetsはアーカイブ型なので時間は自分で決められるが、サポート期間は6か月。
- 補助金や給付金は使えますか
-
2校とも、今回読んだ公式ページにリスキリング補助金・教育訓練給付の記載は無い。申し込む前に補助事業者の講座検索で確かめる。
- この2校の点数は受講した感想ですか
-
違う。公式サイトの記載を4項目で採点した。僕が通ったスクールはこの2校に入っていない。受講者アンケートを準備中で、集まり次第「実際に払った総額」「就職までの月数」に差し替える。
まとめ
- 49,800円と55万円。値段の差は、送り込み先が決まっている安さと、サポート6か月+添削の広さの差
- コードリスタは安い理由を公式に書いている。3プランの差は書いていない
- techmeetsは料金と期間が1つで分かりやすいが、運営会社の記載が無い
- 2校とも途中解約の返金条件は公式本文に無い。契約書で確認する
- 資格か作品か。終わったとき何が残るかで選ぶ
※ 広告を含みます。料金・期間・サポートは各校の公式サイトの記載(2026年9月2日確認)で、変わることがあります。僕が受けたスクールはこの2校ではありません。
この記事で確認した資料
各校の情報は、コードリスタ(公式サイトのトップとコース・料金ページ)・techmeets(コース紹介ページ)で2026年9月2日に確認しました。特定商取引法の特定継続的役務提供の対象7業種は、消費者庁「特定商取引法ガイド」(2026年8月26日確認)によります。
