執筆・監修:ちゃんみ(元・採用責任者。新卒・中途あわせて約500人を書類から最終面接まで担当/法人代表7年/確定申告8年)。この記事の数字と制度は、公式資料を原文で確認した日付つきで書いています。
ブログを始めるとき、最初に迷うのがサーバー選びです。しかもここで決めたものは、あとから変えるのが面倒という厄介さがあります。
僕はいまエックスサーバーとシン・レンタルサーバーを1つずつ契約して、両方でWordPressを動かしています。仕事でもWeb制作を6年やっていて、他社サイトの管理も続けています。
そのうえで、これから始める人にはエックスサーバーのスタンダードを勧めます。理由を、料金・機能・使い勝手の順で書きます。
結論:スタンダードの12ヶ月契約でいい
先に答えを出します。ブログ用途ならスタンダード一択で、契約期間は12ヶ月が扱いやすいです。
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スタンダード。上位プランとの違いはブログ運営にほぼ効かない
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12ヶ月。36ヶ月は安いが、続くかどうか分からない段階では長すぎる
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0円
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2つ永久無料が付く。ドメイン代を別に払わなくていい
3年契約にすれば月693円まで下がりますが、始めたばかりの人が3年分を一括で前払いする必要はありません。1年やってみて続いていたら、次の更新で長期に切り替えれば済みます。
いま契約するなら、申し込み先はここです。プランと期間は次の章で見ていきます。
レンタルサーバー エックスサーバー※ 広告リンクです。料金とキャンペーンは変わります。申し込む前に必ず公式でご確認ください。
料金:初期費用0円、いま最大30%オフ
税込の月額です。契約期間分の一括前払いになります。
| 契約期間 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
|---|---|---|---|
| 3ヶ月 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
| 6ヶ月 | 1,210円 | 2,420円 | 4,840円 |
| 12ヶ月 | 1,100円 → 990円 | 2,200円 → 1,980円 | 4,400円 → 3,960円 |
| 24ヶ月 | 1,045円 → 836円 | 2,090円 → 1,672円 | 4,180円 → 3,344円 |
| 36ヶ月 | 990円 → 693円 | 1,980円 → 1,386円 | 3,960円 → 2,772円 |
右向き矢印の後ろがキャンペーン価格です。初期費用は0円。12ヶ月契約なら990円×12=年11,880円で、ドメイン代も込みになります。
月990円は、缶コーヒー1本を週に2回我慢する程度です。ここを削って安いサーバーにしても、浮くのは月に数百円です。それより、あとで移転する手間のほうがはるかに高くつきます。
機能:効くのは4つだけ
機能一覧を全部読む必要はありません。ブログ運営で実際に効くのはこの4つです。
① 独自ドメインが2つ永久無料
スタンダードでも2つ付きます。`.com` `.net` `.org` `.info` `.biz` `.xyz` `.link` `.click` `.blog` `.online` `.site` の11種類から選べます。
しかも契約している間はずっと無料です。初年度だけ無料という条件ではありません。ドメインは通常なら年1,000円台の更新料がかかるので、これが2つぶん消えます。
2つあるのが地味に効きます。本番用と、練習用のサブサイトを持てます。いきなり本番でテーマをいじって壊す事故を避けられます。
② 自動バックアップが過去14日分
毎日自動で取ってくれます。範囲は公式の記載どおりです。
サーバー上のデータを毎日自動でバックアップし、サーバー領域のWeb・メールデータ「過去14日分」、MySQLデータベース「過去14日分」のデータを保持しています。
エックスサーバー公式サイト 料金プラン(2026年8月27日確認)
Webデータだけでなく、MySQLデータベースも14日分あります。WordPressは記事本文がデータベースに入っているので、ここが取れていないと意味がありません。両方揃っているのが重要です。
プラグインを入れて失敗したとき、テーマを変えて壊れたとき、戻せる場所があるかどうかで気持ちが変わります。思い切って触れるようになります。
③ WordPressリカバリー
WordPressで起きた問題の復旧やリセットを、管理画面から行える機能です。バックアップからの復元とは別に用意されています。
初心者がいちばん詰まるのが「画面が真っ白になった」という状態です。ここでFTPの使い方から調べ始めることになるのが挫折の原因になります。
④ 無料独自SSLが無制限
ドメインの数だけSSLを付けられます。追加費用はありません。
SSLが無いと、ブラウザに「保護されていない通信」と出ます。読者が最初に見る警告としては最悪です。設定はサーバーパネルから数クリックで終わります。
上位プランとの違いは、ブログにはほぼ効かない
プレミアムとビジネスで増えるのは主にこの3つです。
| 項目 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
|---|---|---|---|
| ディスク容量 | 500GB (NVMe) | 600GB (NVMe) | 700GB (NVMe) |
| 有料テーマ Xwrite(通常9,900円/年) | × | 0円 | 0円 |
| 管理者ユーザー設定 | × | × | ○ |
| 設定おまかせサポート | 有料 | 有料 | 無料 |
ディスク500GBは、個人のブログではまず使い切りません。画像を大量に載せても、数百記事で数GBの規模です。
唯一迷うとすればXwriteです。スタンダードには付きません。ただ有料テーマは他にも選択肢があり、テーマのために月990円の差額を払う判断にはなりにくいと思います。
使い勝手:実際にやってみた
機能表では分からない部分です。僕が実際にこのサーバーでやった作業を書きます。
サーバーパネルから、ドメインを選んで数項目を埋めるだけで入ります。データベースを自分で作る手順はありません
同じくサーバーパネルから。反映まで少し待ちますが、作業自体は数クリックです
記事・固定ページ・テーマ設定・メニュー・ウィジェットを丸ごと移しました。設定の書き出しと読み込みで完結します
独自ドメインのメールアドレスをそのまま作れます。追加費用はありません
サーバーパネルの画面から離れずに終わるのが大きいです。FTPソフトを入れる、phpMyAdminを開く、といった手順を踏まずに済みます。
10日間の無料お試しがあるので、申し込む前に管理画面を触って確かめられます。ここで合わなければやめればいい、というのは選ぶ側にとって大きい条件です。
速度:同じサイトを2つのサーバーに置いて測りました
速度の数字は、正直なところ選ぶ決め手にはなりにくいと思っています。ただ手元に条件を揃えたデータがあるので、短く載せておきます。
同じWordPress・同じテーマ・同じ記事を2つのサーバーに置いて、15回ずつ測った中央値です。
| エックスサーバー | もう1台(別サービス) | |
|---|---|---|
| サーバー処理時間 | 37.7ms | 130.4ms |
| TTFB(最初の1バイトまで) | 93.2ms | 185.8ms |
| ダウンロード完了 | 138.0ms | 225.1ms |
PHPの処理が重くなるほど差が開きました。ただしもう1台は別のサイトが同居していて、条件が完全に揃っていません。サービスの優劣として読まないでください。
言えるのは「手元のエックスサーバーは、WordPressを載せて100ms前後で返している」というところまでです。遅くて困る水準ではありません。
気をつける点
良いところだけ書いても選べないので、引っかかる点も出します。
- 支払いは契約期間分の一括前払い。12ヶ月なら11,880円をまとめて払う
- 3ヶ月・6ヶ月の契約はキャンペーン割引の対象外
- スタンダードに有料テーマXwriteは付かない
- キャンペーン価格には期限がある。表示を必ず確認する
一括前払いが気になるなら、まず10日間の無料お試しで管理画面を触ってから決めるのが確実です。
サーバー代を払い続けるなら、その分を回収する側も先に用意しておきたい。広告を貼るかどうかは後で決めればよくて、登録だけしておけば案件の単価は先に見られる。
どう選ぶか
この時点では費用はかかりません
ここで操作感が合うかを見ます
初期費用0円、月990円
2つ取れます。1つは本番、1つは練習用に
36ヶ月なら月693円まで下がります
最初から3年分を払う必要はありません。1年で様子を見て、続いた人だけが安くなる。この順番のほうが失敗しません。
- ブログ初心者にスタンダードで足りますか
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足ります。上位プランとの違いはディスク容量と有料テーマ特典、法人向けの管理機能です。個人のブログで500GBを使い切ることはまずありません。
- 独自ドメインは本当にずっと無料ですか
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公式サイトには「プレゼントされたドメインは契約期間中の間ずっと無料」と記載されています。契約を続けている間という条件です。
- バックアップは自分で取らなくていいですか
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毎日自動で取られ、Webデータとデータベースが14日分保持されます。ただし14日より前には戻せないので、大きな変更の前は自分でも書き出しておくと安心です。
- 途中でプランを変えられますか
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上位プランへの変更に対応しています。手続きの詳細は公式のマニュアルを確認してください。
- 無料お試しだけで終わらせてもいいですか
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問題ありません。10日間触って合わなければ本契約しなければ済みます。
- ドメインは別のところで取ったほうが安いですか
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永久無料特典が2つ付くので、対象の11種類から選ぶなら別途取る必要はありません。特典対象外のドメインが欲しい場合だけ、他で取ることになります。
6年使ってきて、乗り換える理由が出てきていません。迷っているならスタンダードの12ヶ月で始めて、足りなくなってから上げれば足ります。プランの変更はあとからできます。
レンタルサーバー エックスサーバー※ 広告リンクです。料金とキャンペーンは変わります。申し込む前に必ず公式でご確認ください。
この記事で確認した資料
- エックスサーバー 料金プラン(公式)
- エックスサーバー 機能一覧(公式)
料金・機能・特典の条件は2026年8月27日に公式サイトで確認しました。速度は同日に手元で15回ずつ計測した値です。キャンペーンの内容と期限は変わるので、申し込み前に公式の表示を確認してください。
サーバーは一度決めると数年つきあうものです。だから月に数百円の差より、詰まったときに自分で直せるかどうかで選んでいます。
