チャートを開くと、入りたくなる。入っていないと落ち着かない。心当たりはありませんか?
僕もそうでした。いまは2か月で12回。週1〜2回です。約定履歴を出しながら、何をやめたら減ったのかを書きます。
克服した結果の数字を先に出します
2026年4月17日から6月22日に決済した12件です。ドル円のみ、ロットは0.7で固定しています。

| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 期間 | 2026年4月17日〜6月22日(約66日) |
| 決済回数 | 12回 |
| 取引頻度 | 週1〜2回 |
| 勝ち/負け | 10勝2敗(勝率83.3%) |
| 合計損益 | +212,730円 |
| 負けた2回 | −10,010円(−14.3pips)/−7,630円(−10.9pips) |
注目してほしいのは勝率ではありません。負けた2回の額が揃っていることです。−10,010円と−7,630円。損切りが同じ場所に置かれている証拠で、これはポジポジ病のときには起きません。
ポジポジ病は「手法が足りない」から起きない
対策を調べると「メンタルを鍛える」「ルールを守る」と出てきます。それができれば苦労しないのでは? 原因のほうを見たほうが早い。僕の場合、3つありました。
原因① 手法を全部取り入れた
真面目な人ほどやります。あれもこれも学んで、全部を自分のトレードに入れようとする。
手法が5つあれば、チャートのどこかは、どれかの条件に当たります。だから常にエントリー根拠が見つかる。増やしたぶんだけ、入る回数が増えます。
原因② 負けた原因を手法のせいにした
負けたとき、先に分けるものがあります。手法が悪かったのか、ルールを破ったのか。
破っていたなら手法は変えません。ここを混ぜると、負けるたびに手法が増えていきます。増えた先がポジポジ病です。
原因③ 待っている時間を「何もしていない」と感じた
1週間エントリーしない週があると、遅れている気がしてきます。ここが一番きつい。
僕の物差しは「いくら勝つか」から「負ける確率をどれだけ減らせるか」に変えました。そう置くと、入らなかった週は成果が出ています。
やめたこと3つ
勝てるパターンだけ残して、あとは全部捨てます。条件に当たらない日は入りません
0.7で固定しています。金額を毎回変えると、負けたときの検証ができません
入る前に決めます。入ってから考えると、動かしたくなります
3つとも、やることを足していません。減らしただけです。ポジポジ病の対策で何かを足すと、それがまた入る理由になります。
1週間、入らずに見るとどうなるか
いちばん効いたのは、チャートを見る時間と、入っていい時間を分けたことです。
- ファンダで方向を確認する。ここでは入らない
- 自分が勝てると思うチャートパターンになるまで待つ
- 来たら入る。来なければその週は入らない
2か月で12回。週の半分以上は入っていないということです。入らない週があるのが普通で、それでも合計はプラスになります。
入る回数を減らして成績が下がるなら、その手法はもともと勝てていません。回数でごまかしていただけです。
PR:上のリンクはアフィリエイト広告です。取引の判断はご自身でお願いします。
自分がポジポジ病かどうかの確かめ方
| 見るところ | ポジポジ病のとき | 減ったとき |
|---|---|---|
| 取引回数 | 1日に複数回 | 週1〜2回 |
| 負けの額 | 毎回バラバラ | だいたい揃う |
| ロット | そのときの気分で変わる | 固定 |
| エントリー根拠 | あとから説明できない | 入る前に言葉にできる |
| 入らなかった日 | 落ち着かない | 何とも思わない |
記録を1か月つければ、上の表のどちら側かはすぐ分かります。回数より、負けの額が揃っているかを見てください。
よくある質問
- 取引回数は少ないほどいいのですか
-
回数そのものが目的ではありません。根拠のあるところだけで入ると結果的に減る、という順番です。減らすことを先に決めると、今度は入るべき場面で入れなくなります。
- デイトレやスキャルピングでも同じですか
-
時間軸が短ければ回数は増えます。見るところは同じで、負けの額が揃っているかどうかです。揃っていなければ、その回数は根拠から出ていません。
- 勝率83.3%は続きますか
-
この2か月の記録です。将来の結果を示すものではありません。勝率より、負けの額が揃っていることのほうを見てください。
- ロットはどう決めますか
-
資金と損切り幅から計算で出ます。別記事に計算式と検算を書きました。
- 1週間入れないと不安になります
-
僕もそうでした。物差しを「いくら勝つか」から「負ける確率をどれだけ減らせるか」に変えると、入らなかった週も成果として数えられます。
次に読むもの
- FXで200万円負けてから、累計プラス500万円までにやった5つ
- FXのロットは計算で出る。損切りと利食いを決める順番
- FXのファンダで見るのは3つ。金利差・CPI・材料の寿命
- FXで負けた年に確定申告しないと、3年ぶん損します
手法を絞るところまで来たら、次はロットです。金額を固定しないと、負けの額が揃いません。計算式は上の記事に検算つきで置いてあります。
PR:上のリンクはアフィリエイト広告です。運営者は2020年からFXを続けています。最初に200万円失い、独学でやり直して2023年からの累計は約+500万円(2026年9月1日時点)。1998年のFX自由化から2026年までの28年分を過去検証しています。この記事の数字は実際の約定履歴で、将来の結果を示すものではありません。取引の判断はご自身でお願いします。
