FXスクールに40万円払う前に見る6つ

FXスクールを考えるなら注意してほしい6つのこと

本ページはプロモーション(広告)を含みます。リンク経由のお申し込みで当サイトが紹介料を受け取ることがありますが、紹介料の有無で掲載の順序や評価を変えることはしません。

執筆・監修:ちゃんみ(FXは2020年から。最初に200万円を失い、勉強し直してからの累計はFXだけでプラス500万円。1998年の外為法改正から2026年までの28年分を検証)。この記事の金利・物価の数字は、公表資料と報道を確認した日付つきで書いています。

FXのスクールに40万円払った。Instagram で相場の解説を投稿していた人で、「生徒は募集していません」と言い続けているのを見ていて、ある日の「募集してみようかな」の一言で入った。何も残らなかった。

制度の側の話は40万円のスクールで何も残らなかった話に書いた。特定商取引法で守られるのは政令で決められた7つのサービスだけで、投資スクールもFXスクールも入っていない、という話だ。この記事は中身の側を書く。40万円で実際に受け取ったものを、全部並べる。

断っておくと、これは僕が入った1校の記録で、事業者名は書かない。講師を責めたいのでもない。すべてのスクールがこうだという話でもない。入る前に確認できたはずのことが、あとから見ると全部そろっていた。同じ40万円を払う前に見ておける形にして残す。

※ 広告を含みます。この記事は運営者が2021年に受講した1校についての個人的な記録で、特定の事業者を批判する意図はない。

40万円で受け取ったものは、3つだけ。

  • 動画教材 — YouTube でも見られる範囲の内容
  • 週1〜2回のZoom — 生徒全員で相場検証と質疑応答。個別ではない
  • トレード履歴の添削 — 返ってくるのは「いい」「悪い」だけ
目次

① 動画教材は、無料で見られる範囲だった

入って最初に渡されたのが動画教材だ。ダウ理論、移動平均線、水平線、資金管理。並びは教科書どおりで、間違ったことは言っていない。問題は、同じ内容が YouTube に無料で上がっていることだった。

40万円の対価が、無料で手に入る情報の再編集だったことになる。ここに気づいたのは入ってからで、入る前に気づく方法はあった。サンプル動画を1本見て、その内容を検索してみればいい。同じ説明が出てくるなら、払っているのは情報の対価ではない。

何の対価なのか。ふつうに考えれば、自分の状況に合わせて答えてもらえることだと思う。情報そのものは、もう無料で転がっている。だから次に見るのは、その部分になる。

② Zoomは週1〜2回、生徒全員でまとめて

講師とのオンラインミーティングは週に1〜2回あった。回数だけ見れば少なくない。中身は生徒全員が入るZoomで、相場検証と質疑応答。個別の面談は無かった。

生徒が何人いたのかは数えていない。何人もいた。全員で1つの画面に入って順に質問する形だと、1人あたりに割ける時間は数分だ。自分の取引の話を持ち込む場になっていなかった。

その場にいた生徒で、成功している人は見当たらなかった。講師自身の口座の開示も無かった。相場の解説はうまい。うまいことと、勝っていることは別で、後者を確かめる材料が最後まで出てこなかった。

入る前に聞けたことが2つある。個別で見てもらえる時間はあるか。講師の取引記録は見せてもらえるか。どちらも入会前に聞ける質問で、答えを渋られたなら、それが答えになる。

③ 添削は「いい」「悪い」の2択だった

トレード履歴の添削はあった。これが一番期待していたものだ。自分の取引を出して、何が間違っているかを教えてもらう。40万円の中で唯一、無料では手に入らない部分になるはずだった。

返ってきたのは「いい」「悪い」。それだけだった。悪いと言われても、どこがどう悪いのかが分からない。分からないから次の取引で直せない。直せないから同じ取引を繰り返す。

質問をしても、返答は短文だった。

「そうですね」

「それは違うので考えてください」

これを何度か繰り返して、もう少し具体的に教えてもらえないかと頼んだ。返ってきたのがこれだ。

「負けている人は努力不足。すぐ人に頼って、自分でなんとかしようとしない」

受講していたスクールの講師(2021年)

言っていること自体は正しいと思う。相場で最後に判断するのは自分で、人に答えを出してもらって勝てるようにはならない。それは今もそう思っている。かみ合っていなかったのは中身の方だ。自分でなんとかしろが結論なら、40万円は何の代金だったのか。ここが最後まで埋まらなかった。

このとき、自分が何を買ったのかが分かった。買っていたのは情報でも指導でもなく、「この人についていけば大丈夫」という安心だった。安心は40万円で買えるが、口座の残高は増えない。

④ 解約は無かった。買い切りだったから

途中でおかしいと気づいても、抜ける道は無かった。月額のサブスクではない。買い切りでの入会だったからだ。払い終わっているものは戻らない。

投資スクールは特定商取引法の特定継続的役務提供に入っていないので、法律の側から中途解約権が出てこない。残るのは契約書の解約条項だけで、書いていなければそれが答えになる。この整理は制度の側の記事に表で載せた。

買い切りが悪いという話をしたいのではない。教材が無期限で使えて追加料金が無いと公式に書いてあるなら、買い切りでも条件ははっきりしている。僕が引っかかったのは、買い切りなのに、やめたときのことがどこにも書いていなかった点だった。

入る前に確認できた6つ

3つの中身と、解約の条件。ここまでの話を、入会前に確認できる形に直すとこうなる。すべて、契約する前に聞けることばかりだった。

確認すること僕が受けたスクール確認の仕方
教材は無料で手に入る範囲かYouTubeで見られる内容の動画のみサンプルを1本見て、内容を検索する
個別で見てもらえる時間はあるか無し。生徒全員のZoomのみ入会前に聞く。渋られたら答えと考える
講師の取引記録は見られるか口座の開示なし入会前に聞く
添削はどこまで具体的か「いい」「悪い」の2択添削の実物を1件見せてもらう
受講生の実績は出ているか成功している人は見当たらず在籍者の記録が公開されているか
やめたときいくら戻るか買い切り。解約の定めなし契約書の解約条項を指で追う

6つのうち5つは、入会前に質問すれば分かる。残る1つも契約書に書いてあるかどうかで、書いていなければそれ自体が判断材料になる。僕はこの6つを1つも確認せずに払った。

「生徒は募集していません」と言い続ける人が、ある日「募集してみようかな」と言う。募集していないと言うほど、入りたい人は増える。うまい設計だったと思う。責める気は無くて、乗った側の自分が6つを確認していなかった、というだけの話だ。

同じ40万円を2回払って、違ったのは1つだけ

2026年に、もう一度40万円を払った。今度はデザインのスクールで、定価80万円のところを経済産業省のリスキリング補助金で実質40万円にしている。こちらはいまの仕事になった。

FXスクール(2021年)デザインスクール(2026年)
払った額40万円実質40万円(定価80万円)
申し込む前に読んだものほとんど読んでいない補助の条件と修了条件を全部
公的制度使っていない経済産業省の事業の対象
個別の指導無し(全員Zoom)あり
手元に残ったもの無しHTML/CSS/JavaScript/PHP/Python、デザインの基礎、制作物

払った額は同じだ。違ったのは、先に調べたかどうかだけだった。調べる項目は、上の6つで足りる。

スクールの総額と補助金の使い方はWebデザインスクール5校の総額に並べた。買い切り型が気になるなら、デイトラは129,800円で追加料金なし、教材は無期限と公式に書いてある。やめたときのことが書いてあるという点で、僕が払ったFXスクールとは条件が違う。

※ 広告を含みます。僕が受けたスクールではありません。料金・条件は公式サイトの記載(2026年9月1日確認)で、変わることがあります。

40万円を払う前にできることがある。少額の実弾で1か月だけ回すこと。デモ口座を何週間やっても、負ける感覚は身につかなかった。自分の金が減って初めて分かる。口座を開くだけなら費用はかからない。

それでも、独学で戻れた

40万円のあと、独学でやり直して、さらに200万円を失った。2022年は分析とデモトレードだけに使い、実弾に戻したのは2023年。そこから2026年までの累計は、FXだけでプラス500万円になった。月にならすと8万〜10万円。

何が効いたのか? スクールで受け取れなかったものを、自分で作るしかなかった。自分の取引記録を残して、負けた回の原因を分ける。ルールを破ったのか、手法が合っていなかったのか。「悪い」で終わらせず、どこがどう悪いのかを自分で書く。添削されなかったから、自分で添削するようになった。結果だけ見れば、これがいちばん効いた。

何をどう守ったかはFXで200万円負けてから、累計プラス500万円までにやった5つにまとめた。方向の決め方はFXのファンダで見るのは3つ。どちらも、40万円のスクールでは一度も出てこなかった話だ。

よくある質問

FXスクールは全部やめたほうがいいですか?

そうは言わない。これは僕が入った1校の記録で、下の6つを確認して条件がはっきりしているなら判断は分かれる。確認せずに払うのがまずい。

入会前に何を聞けばいいですか?

個別で見てもらえる時間はあるか、講師の取引記録は見られるか、添削の実物を1件見せてもらえるか、やめたときいくら戻るか。この4つは全部、契約する前に聞ける。

講師の口座開示を断られたらどうしますか?

断る理由を聞く。相場の解説がうまいことと、その人が勝っていることは別なので、勝っている前提で払うなら根拠が要る。

投資スクールにクーリング・オフはありますか?

特定商取引法の特定継続的役務提供に入っている7つのサービス(エステ、美容医療、語学教室、家庭教師、学習塾、パソコン教室、結婚相手紹介)に投資スクールは含まれない。契約書の解約条項が頼りになる。詳しくは制度の側の記事に書いた。

買い切りと月額、どちらがいいですか?

どちらでも構わない。買い切りなら、教材がいつまで使えるか、追加料金があるかを公式に書いているかで見る。書いていない買い切りが、いちばん逃げ場が無い。

独学で勝てるようになりますか?

僕は独学で戻った。そこまでに200万円と数年かかっている。時間と資金の両方が要るので、誰にでも勧められる道ではない。

まとめ

  • 40万円で受け取ったのは、動画・全員Zoom・「いい/悪い」の添削の3つ
  • 教材はYouTubeで見られる範囲。個別の時間は無く、講師の口座開示も無かった
  • 具体的に教えてほしいと頼んだ答えは「負けている人は努力不足」
  • 買い切りで、やめたときのことはどこにも書いていなかった
  • 6つのうち5つは、入会前に質問すれば分かることだった

※ 広告を含みます。この記事は運営者が2021年に受講した1校についての個人的な記録で、特定の事業者を批判する意図はない。FXは預けた証拠金を上回る損失が出ることがある。

この記事で確認した資料

スクールの中身と講師の発言は、運営者本人の受講記録(2021年)。特定商取引法の特定継続的役務提供の対象7業種とクーリング・オフの規定は、消費者庁「特定商取引法ガイド」を2026年8月26日に確認したもので、制度の側の記事に出典つきで載せている。デザインスクールの料金と条件は各社の公式サイト(2026年9月1日確認)。

次に読むもの

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

会社員の頃から副業を始めて5年で副業でのトータル収益1,000万円以上。大きく稼ぐより、コツコツ安定して副業収益を作ることが得意。最初はFXで200万円マイナスを出した経験、会社の代表8年目の財務、税金関係の経験をブログにして書いていきます。

目次