デジプロの料金は33万円から。採用側が転職支援を確かめた

デジプロの料金は33万円から。採用側が転職支援を確かめた

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執筆・監修:ちゃんみ(元・採用責任者。新卒・中途あわせて約500人を書類から最終面接まで担当/法人代表7年/確定申告8年)。この記事の数字と制度は、公式資料を原文で確認した日付つきで書いています。

面接する側として、僕は新卒・中途あわせて約500人の書類と応募者を見てきた。マーケティング職の中途採用も、その中にあった。スクールのレビュー記事は褒め言葉から始まるものが多い。僕が先に見るのは料金の内訳と、転職支援がどこまで文字で書いてあるか。33万円は高いか、安いか? それは支援の中身を読んでから決めればいい。

先に断っておくと、僕はデジプロを受講していない。書けるのは、採用側で2年、約500人を面接した経験と、80万円のデザインスクールに通って補助金で実質40万円にした経験からの見方。スクールにお金を払う側と、卒業生のような応募者を選考する側、両方をやった人間の読み方だと思ってほしい。

この記事の数字は、すべてデジプロの公式サイト(degipro.com)の記載だけから拾った。確認日は2026年9月1日。「受講者数No.1」「内定実績50社以上」は公式サイトの自社表記で、僕が検証した数字とは別物。すすめるとも、やめておけとも先に決めない。判断の材料を並べる。

先に結論の表。料金の列と、入学金・返金の注記をセットで見てください。

コース料金(税込)期間形式転職・副業支援返金
転職コース330,000円〜
入学金別途
4ヶ月+転職支援通学・オンライン集団(少人数)転職サポート付き全額返金保証の記載あり※
副業コース385,000円
入学金別途
4ヶ月オンライン・マンツーマン副業支援付き全額返金保証の記載あり※
SNS運用コース385,000円
入学金別途
約2.5か月(講義20時間)オンライン・マンツーマン記載なし全額返金保証の記載あり※

※ 広告を含みます。料金・期間・コース内容はデジプロ公式サイトの記載(2026年9月1日確認)で、時期により変わります。「1週間の全額返金保証」は公式サイトの料金一覧にある表記で、どのコースにどんな条件で適用されるかまでは文字情報で確認できませんでした。「受講者数No.1」「内定実績50社以上(2020年5月〜2024年5月)」は自社表記です。

目次

広告運用を学ぶと何ができるか。Webデザインとどう違うか

広告運用は、GoogleやYahoo!、Meta(Facebook・Instagram)、Xといった媒体の管理画面で広告を出し、数字を見て直し続ける仕事。デジプロのカリキュラムには、リスティング広告・ディスプレイ広告の入稿、GA4でのアクセス解析、SEOの基礎までが並ぶ。学び終えると何ができるようになるか? 公式が挙げるのはこの6つ。

  • 媒体知識(Google・Yahoo!・Meta・Xなど)
  • 広告アカウントの設定方法
  • アクセス解析・分析(GA4)
  • 広告運用スキル(入稿からレポーティングまで)
  • ディレクション
  • 代理店とのコミュニケーション

では、Webデザインと広告運用、どちらを学ぶべきか? 僕は「納品して終わるか、預かって続くか」で分けて説明している。僕はWeb制作6年目で、バナーやLPを作って納品する側。デザインの成果物は納品した瞬間が一つの区切りになる。広告運用は逆で、クライアントの予算を毎月預かり、使った額と成果の数字で毎月問われる。責任は重い。そのぶん、未経験からの転職市場では「数字を扱える人」として見てもらいやすい職種でもある。作るほうを学びたい人はWebデザインスクール5校の総額を先に読んでほしい。あちらの5校は13万〜57.2万円だった。

デジプロの構成で目を引いたのが実務研修だ。なぜ重く見るか? 講義の後半約2か月、実際のクライアント案件の広告担当者として、プランニングから運用、レビュー報告までを受講生が担当すると公式にある。管理画面をデモで触るのと、本物の予算で触るのとでは緊張感がまるで違う。学習時間の目安は公式FAQに「講義16時間+予復習・課題80時間の合計96時間」。4ヶ月で割ると週6時間前後になる。働きながら出せる量か、申し込む前に手帳を見て確かめてほしい。

形式は3つ。オンラインのマンツーマン、オンラインの少人数集団、通学の集団。公式の説明で実用的なのは開催時間帯まで書いてある点で、オンライン集団は平日夜と休日午後に定期開催とある。会社員のまま副業を始めた僕の学習時間も、平日夜と休日だった。マンツーマンは日程と時間帯を自由に組めるが、そのぶん費用は高くなると公式自身が書いている。通学は渋谷で、大阪・札幌・福岡は不定期。地方の人は実質オンラインと考えたほうがいい。

デジプロの料金と中身。公式サイトで確認できたことだけ

点数は公式サイトに書いてあるかどうかで付けた僕の採点。受講した感想とは別物です。ボタンの先はデジプロの公式サイト(広告リンク)。

デジプロ Webマーケター転職コース|330,000円から・4ヶ月

株式会社Hagakureが運営するWebマーケティングスクール。個人向けは転職・副業・SNS運用の3コースで、転職コースは通学およびオンライン集団330,000円(税込・入学金別途)、分割は24回で月13,750円。期間は4ヶ月+転職支援で、前半約2か月が講義16時間、後半約2か月が実務研修。講師は全員現役のWebマーケターで、教材は元Google営業部長らが監修と公式に記載。校舎は渋谷のほか大阪・札幌・福岡(不定期)にもある。

  • 転職コース330,000円(税込)・24回分割で月13,750円と、料金と分割額が公式に明記
  • 後半約2か月は実務研修。実際のクライアント案件の広告担当者として、プランニングから運用・レビュー報告までを担当
  • 転職支援はキャリアカウンセラーとの面談が回数無制限。書類添削・模擬面接に加え、担当講師の推薦状と毎週の課題のポートフォリオ提出まで公式に記載
  • チャットの質問はし放題で24時間以内に講師が回答。動画見放題、補講は卒業生も参加できる

入学金は「別途」とだけあり、金額が公式の文字情報に見当たらない。「1週間の全額返金保証」の適用条件、「助成金活用で最大80%OFF」がどの制度を指すかも本文では確認できなかった。この3つは契約前に説明会で聞くこと。「受講者数No.1」「内定実績50社以上(2020年5月〜2024年5月)」は自社表記。

こんな人に向く:在職中で週6時間前後の学習を4ヶ月続けられて、広告運用職への転職に的を絞りたい人

料金:転職コース330,000円〜(集団)/副業コース385,000円(マンツーマン)/SNS運用コース385,000円(マンツーマン)。すべて税込・入学金別途(公式サイトの記載)

料金の明確さ★★★★☆ 4.0
実務・現場の仕組み★★★★★ 5.0
転職支援の中身★★★★★ 5.0
情報の透明さ★★★☆☆ 3.0

30代で未経験の転職は想像以上に大変で、書類が通らないことも多かったです。面接官の話を理解しながら回答できたのは、デジプロで学んでいたおかげですね。

デジプロ公式サイト「卒業生の声」(OA機器メンテナンスからWebマーケターに転職した三井さん)より抜粋

採用側の目で見ると、効くのは推薦状より課題の成果物だと思う。書類選考で未経験者を通すか迷ったとき、僕が開いていたのは応募者が作ったもの。毎週の課題がそのままポートフォリオになる設計は、書類で差が付く。推薦状は、正直に言えば読み飛ばす面接官もいる。それでも、無いよりは面接の会話の入り口になる。


転職支援の流れ。公式に書いてある6ステップ

初回面談

キャリアカウンセラーと1対1。転職の目的と希望条件、受講状況に合わせて活動のスケジュールを立てる

書類作成サポート

業務の棚卸しと自己PRの作成補助

書類添削

職務経歴書・履歴書の記載内容をブラッシュアップ

書類応募

デジプロの取引企業とマスメディアンの求人に応募。推薦状とポートフォリオを添えられる

面接対策

書類が通った企業ごとの対策。人事経験のあるアドバイザーによる模擬面接も実施と記載

内定承諾

年収や入社日の交渉、退職の手続きも相談できる。書類提出から内定承諾まで平均1.5〜2ヶ月

求人は自社の取引企業(60社以上と取引と記載)に加えて、マーケティング特化の転職エージェント「マスメディアン」との提携で紹介される。公開求人だけで3,000件以上。1つ注意があって、マスメディアンの登録はデジプロからの紹介が必須と公式にある。自分で直接登録すると求人紹介を受けられない場合があるそうだ。カウンセラーは2名の経歴が公開されていて、1人は元・採用責任者、もう1人は元マイナビ。書類通過率68%という数字も出ているが、これも自社表記。

書類に載せられるものも受講で増える。受講期間中にGoogle広告認定資格(検索広告・ディスプレイ広告)を取るための講義があり、修了時には学んだ内容を証明するオープンバッジが発行されると公式にある。採用側の感覚では、資格そのもので内定は出ない。それでも未経験の書類では「学んだ証明」が1行あるかないかで、読む側の受け取り方が変わる。資格欄が空欄の未経験応募を、僕は何百枚も見てきた。

なぜ未経験可の求人がスクールに集まるのか? 採用側だったころ、エージェント経由で1人採用するたびに60万〜100万円の手数料を会社が払っていた。企業から見れば、4ヶ月訓練を受けて成果物を持った候補者をスクール経由で選考できるのは悪い話じゃない。この構造には、それなりの理屈がある。内定実績の一覧にサイバーエージェントや電通デジタルの名前が並ぶのも(自社表記だが)、業界の人の出入りを考えれば不自然さはない。

広告運用だけを学ぶか、動画編集まで含めるかで、受けられる案件の幅が変わる。33万円を出す前に、別の組み合わせの説明会も1つ見ておくと基準ができる。

向く人・向かない人

料金と中身を並べたところで、誰に向くのか。僕の整理はこう。

  • 在職中で、週6時間前後の学習時間を4ヶ月続けられる人 → 転職コース
  • 広告運用職(Webマーケター)への転職に的を絞っている人 → 転職コース
  • すでに副業や自分の事業で広告を出していて、運用を良くしたい人 → 副業コース
  • 書類で見せられる成果物を作ってから転職活動を始めたい人 → 転職コース

向かないのは誰か? デザイン制作やSEOライティングを本業にしたい人には別物(講義の中心は広告運用)。総額33万円+入学金の初期費用を重いと感じる段階の人、学習時間を出せる見込みが立たない人も、まず無料説明会で止めておくほうがいい。

講師と監修が実名で出ているかも、僕は必ず見る。デジプロは講師6名の名前と経歴(マーケティング歴15年・累計100社支援、広告運用歴10年など)に加えて、監修者として元Google営業部長の戸田鉄平氏と、『ウェブ分析論』著者の小川卓氏の名前が公式にある。誰が教えるのか分からないまま40万円を払った僕の失敗と、ちょうど裏返しの作りだった。

もう1つ。僕はFXのスクールに40万円払って、何も残らなかったことがある(40万円のスクールで何も残らなかった話)。あのときの僕は、返金の条件も講師の経歴も聞かずに契約した。デジプロの説明会で聞くべきことは3つ。入学金の金額。返金保証の条件。「最大80%OFF」の助成金がどの制度か。この3つは公式サイトの文字情報に無かった。答えを聞いてから決めても、遅くない。

よくある質問

デジプロの料金はいくらですか

転職コースが330,000円(税込・通学およびオンライン集団)、副業コースとSNS運用コースが各385,000円(税込・マンツーマン)。いずれも入学金が別で、金額は公式サイトの文字情報で確認できなかった。分割は24回払いで、転職コースなら月13,750円と公式にある。支払いはクレジットカード・銀行振込(一括)・請求書払い(公式の申込フォームの記載)。

期間はどれくらいですか

転職コース・副業コースは4ヶ月。前半約2か月が講義(16時間)、後半約2か月が実務研修。学習時間の目安は予習・復習と課題を合わせて96時間と公式FAQにある。SNS運用コースは約2.5か月・講義20時間。

未経験でも受講できますか

公式サイトには、基本的なパソコン操作とインターネットの利用ができれば問題ないとある。パソコンの用意が難しい人向けのPCレンタルの記載もある。質問はSlackで受け付けて24時間以内に講師が回答、定期的な補講は受講中も卒業後も使えるとある。

転職支援は誰でも受けられますか

転職サポート付きと明記されているのは転職コース。提携エージェントのマスメディアンは、デジプロからの紹介での登録が必須と公式にある。副業コースは副業支援付きで、転職サポートの記載は見当たらなかった。

返金はできますか

料金一覧に「1週間の全額返金保証」とある。どのコースにどんな条件で適用されるかまでは文字情報で確認できなかったので、申し込む前に説明会で確かめてほしい。

「受講者数No.1」は本当ですか

公式サイトの自社表記です。サイト内の注記には、調査会社(日本マーケティングリサーチ)による2021年9月時点の累計受講者数を主要5社で比べた調査とある。僕が検証した数字とは違うので、この記事では自社表記として扱っている。

まとめ

デジプロに33万円を払うかどうか、決め手はどこにあるか? 僕は「広告運用職に的を絞れているか」だと思う。絞れているなら、実務研修と転職支援の作りは、公式の記載を読む限り具体的だ。絞れていないなら、まず職種を決めるのが先。

  • 転職コース330,000円(税込)・4ヶ月+転職支援。副業・SNS運用コースは385,000円
  • 入学金は「別途」のみで金額の記載なし。説明会で確認
  • 後半約2か月は、実際のクライアント案件を担当する実務研修
  • 転職支援は面談無制限・推薦状・課題のポートフォリオ提出まで公式に記載。内定実績50社以上は自社表記
  • 「1週間の全額返金保証」「助成金で最大80%OFF」は条件・制度名の記載が無い。契約前に必ず質問

職種を決めかねている人には、僕が5つの副業に払った実額をまとめた副業5つの実額と、80万円の講座を補助金で実質40万円にした手続きの記録も置いておく。学びにお金を出す順番は、調べてから払う。逆にした僕の授業料は高かった。

※ 広告を含みます。料金・コース内容・転職支援の内容はデジプロ公式サイトの記載(2026年9月1日確認)で、時期により変わることがあります。この記事の書き手はデジプロを受講していません。採点は公式サイトの記載の有無に基づく評価で、講義の品質や転職の結果を保証するものではありません。

この記事で確認した資料

デジプロ公式サイト(degipro.com)のトップページ・コース一覧・転職サポートのページ(いずれも2026年9月1日確認)。運営会社は株式会社Hagakure(東京都渋谷区)。卒業生の声の引用も同サイトから。

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この記事を書いた人

会社員の頃から副業を始めて5年で副業でのトータル収益1,000万円以上。大きく稼ぐより、コツコツ安定して副業収益を作ることが得意。最初はFXで200万円マイナスを出した経験、会社の代表8年目の財務、税金関係の経験をブログにして書いていきます。

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